「ポスト3.11のマーケティング」は本日発売です

本日7月7日、朝日新聞出版から「ポスト3.11のマーケティング ~企業は、消費者は、どう変わるか?~」が発売されました。
この本はデジタル・コンサルティング・パートナーズとして上梓した初めての著作で、私にとっても著作者に名を連ねた初めての本になりました。


企業ツイッターの2年目問題とは?

日本におけるツイッターの月間利用者数は、今年の3月末時点で1,751万人。この度の東日本大震災を経て利用者の数は大きく増加しました。未曾有の大災害によって既存のマスメディアが機能不全に陥り、頼みの綱の携帯電話が使用不能となった際、ツイッターの存在を再認識した人は多いようです。実際ツイッターは、地震直後の混乱の中、家族や会社との安否確認や原発の放射能汚染被害やその後の計画停電に関する最新情報の入手、通勤電車の運休や駅の混雑状況に関する情報の共有などに大きく貢献しました。


デジタルマーケティングの初年度が無事終了します

昨年の6月29日に設立した我がデジタルマーケティング社は、5月31日に最初の決算日を迎えることになります。
会社の設立から応援していただいた全ての皆様に感謝しております。それまではベンチャー企業とはいえ大きな所帯のデジタルガレージで仕事をしてきた私が、1年間を通して刺激的で楽しい仕事に出会いながら、無事に決算月を迎えることができたのは、決して一人の力ではありませんでした。会社の事業の成績のほうも初年度としては出来すぎであるといってくれる人もいます。まずはよかった。


ツイッターが牽引する新しい生活者像とは

2011年に入って、チュニジアに始まったアラブ諸国の民衆革命、そして3月11日の東日本大震災の発生とそれにつづく原発危機、世界中を揺るがすような大事件や大災害を経て、ソーシャルメディアの影響力が改めて注目されています。
とくにツイッターに関しては、日本におけるユーザーの拡大を背景に、この度の震災では、テレビや新聞などレガシーなマスメディアと比較して、情報の伝わり方、スピード、信頼性、参加性、そして危険度の検証など、様々な面からの議論がメディアやネット上で巻き起こりました。


ソーシャルメディア勉強会 いよいよ本日です

3月11日に開催を予定していた「読売新聞 DCP ソーシャルメディア勉強会」は震災により延期となりました。
当初は、3月11日、4月15日、5月19日の3回構成でしたが、結局1ヶ月後ろに移動して、本日4月15日が第1回目となり、新たに6月17日を3回目に設定し直しました。


自分のタイムラインを眺めて思うこと

東北関東大震災発生から19日が経ちました。私のツイッターのタイムラインも連日、被災者に対する支援のこと、混乱を極める原発復旧の現状や放射能汚染の懸念、買いだめ自粛や節電に関するツイートが大半を占めています。
また地震発生から今日まで、ツイッター上でやり取りされている情報の鮮度や品質も十分に評価に値するものであると思います。この状況を見る限り、私にとっては、ツイッターをはじめとするソーシャルメディアが今回の震災で果たした役割はとても高いと思っています。
ただ、これは私にとってはという事です。